大分県由布市に住む20代の女性が、インスタグラムで知り合った人物から暗号資産を使った副業投資を持ち掛けられ、約110万円相当の暗号資産をだまし取られました。大分南警察署が28日に発表し、特殊詐欺とみて捜査しています。
大分南警察署によりますと、由布市に住む20代の女性は今年1月22日、「暗号資産で副業をしましょう」と書かれたインスタグラムの投稿に興味を持ち、投稿内にあった二次元コードからLINEのグループチャットに参加しました。
グループ内で「Z」というアカウントが「数百万円の利益を出した。私についてくれば利益が出る」と書き込んでおり、女性はこの話を信じてそのアカウントと個別にLINEでやり取りを始めました。その後、「元金はすぐに完済できる」「暗号資産に投資をする」などと持ち掛けられ、女性は指示に従って暗号資産の取引アプリをダウンロードしました。
4月25日、女性は約10万円分の暗号資産を購入し、相手から指定されたアドレスに送金しました。5月26日、相手から「利益が出ている」ように装った画像がLINEで送られてきました。さらに「300万円くらいの利益が出ている。出金手数料として100万円が必要」などと告げられたため、女性は追加でおよそ100万円分の暗号資産を同じアドレスに送金しました。
その後、相手との連絡が取れなくなったことを不審に思った女性が7月21日に警察署を訪れ、被害が判明しました。被害総額はおよそ110万円相当に上ります。
由布市は大分県中部に位置し、湯布院温泉で知られる観光地です。大分市に隣接しており、国道210号線沿いに市街地が広がっています。
大分南警察署は、SNSで知り合った相手から投資を勧められるのは詐欺の手口であるとして、送金する前に周囲の人や警察に相談するよう呼びかけています。