福岡県議会の蔵内勇夫議長が、自身が会長を務める国際大会に合わせて、県に「ワンヘルス」関連施設の整備を働きかけ、県が6000万円以上の公費で整備していたことが明らかになりました。施設は1年未満で閉鎖されており、県の関係者は「議長の意向を受けて進められた事業」と証言しています。
福岡県議会と福岡県が推進する「ワンヘルス」をめぐる問題で、県の内部資料により新たな経緯が判明しました。
蔵内勇夫議長は、当時会長を務めていたアジア獣医師会連合の国際大会の開催に合わせて、県に対して「ワンヘルス」の関連施設を整備するよう働きかけていました。県はこの働きかけを受け、6000万円以上の公費を投じて施設を整備しました。
県の公文書には、服部知事や江口副知事、福岡市の中村副市長もこの対応に関わっており、県や市の関係者が対応に苦慮する状況が詳細に記載されていると報じられています。
整備された施設は、わずか1年未満で閉鎖されることになりました。県の関係者がRKB毎日放送の取材に対し、「蔵内議長の意向を受けて進められた事業である」と証言しており、県の予算が私的な目的で活用された疑いが指摘されています。