福岡県警は25日午後6時から26日午前8時にかけて、県内約40か所で飲酒運転の一斉取締りを実施しました。酒酔い運転の疑いで2人、酒気帯び運転の疑いで7人が検挙され、逮捕者はいませんでした。
25日午後9時ごろ、北九州市小倉北区では警察官がドライバーに呼気検査などを実施し、安全運転を呼びかけました。今回の一斉取締りは25日午後6時から26日午前8時にかけて、県内約40か所で行われました。
検挙された9人のうち2人は「呼気1リットルあたり0.5ミリグラム以上」の酒酔い運転の疑い、残る7人は酒気帯び運転の疑いです。逮捕者はいませんでした。
この一斉取締りは、2006年8月25日に福岡市の海の中道で飲酒運転の車が橋から転落し、幼い子どもが3人死亡した事故をきっかけに、毎月25日ごろに実施されているものです。今年はこの事故から20年目にあたり、福岡県警は取締りをより一層徹底しています。
福岡県内の飲酒運転の検挙件数は、今年6月末の時点で1336件に上っています。また、飲酒運転による交通事故は同じ期間に40件発生しています。前年にあたる2024年の年間検挙件数は1828件、飲酒運転による事故は96件で、いずれも前年から増加していました。
福岡県では2012年4月、「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例」を施行しています。この条例では、県内で事業を営む事業者や酒類を提供する飲食店に対し、飲酒運転の撲滅を宣言したうえで対策に取り組むよう努めることを定めています。毎月25日は「飲酒運転撲滅の日」とされており、県警・県・民間団体が連携して広報啓発活動を展開しています。