2026年8月3日(月)
トップ 事件 記事
事件

阿久根市強盗殺人、未解決のまま29年 捜査検討会で継続捜査確認/鹿児島

📍 鹿児島 🕐 8月1日 07:00 更新 ← トップに戻る

鹿児島県阿久根市大川で1997年8月1日に発生した強盗殺人事件が未解決のまま29年を迎えるのを前に、31日に鹿児島県警本部で捜査検討会が開かれました。これまで延べ5万8500人の捜査員が投入されましたが解決には至っておらず、現在も6人が捜査を継続しています。

事件は1997年8月1日午後2時ごろ、鹿児島県阿久根市大川の自宅にいた無職の下薗功さん(当時63歳)の民家に2人組の男が押し入り、ナイフを突き付けて金を要求したうえで金属バットで殴るなどして下薗さんを殺害し、逃走したものです。居合わせた妻の千鶴子さんもろっ骨を折るなどの大けがを負いました。

事件発生から29年となるのを前に、31日、鹿児島県警本部と捜査本部のある阿久根警察署をオンラインでつないで捜査検討会が開かれました。検討会は非公開で行われ、捜査幹部ら14人が参加しました。鹿児島県警の牛垣誠刑事部長は「被害者及びご遺族の無念や地域住民の解決を願う思いを重く受け止め、必ず犯人を検挙するという強い信念のもと、着実に捜査を進めてまいりたい」とコメントしています。

警察はこれまでに延べ5万8500人の捜査員を動員して捜査を進めてきましたが、いまだ事件の解決には至っていません。現在も6人の捜査員が専従で捜査を続けていますが、情報提供は年々減少傾向にあるということです。

事件当時、現場付近では熊本ナンバーの白いセダンタイプの普通乗用車が目撃されています。また事件後には、現場から熊本方面へおよそ8キロ離れた川に金属バットなどを投げ捨てる不審な2人組の姿も目撃されており、川からはバットのほか作業服・帽子・バッグも発見されました。警察は引き続き情報提供を呼びかけています。

阿久根市は鹿児島県の北西部、東シナ海に面した人口約1万7000人の市です。熊本県境に近い農業・漁業のまちで、市の中心部から内陸に向かった大川地区で事件は起きました。

事件に関する情報は阿久根警察署で受け付けています。