2026年8月3日(月)
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給食センターのリハーサル廃棄問題、市議会が申し入れ/長崎

📍 長崎 🕐 6月30日 07:00 更新 ← トップに戻る

長崎市議会は30日までに、学校給食センターの稼働前に行うリハーサルで給食の廃棄が見込まれる問題について、市教育委員会に申し入れを行いました。議会への事前報告の徹底と、食品ロスの削減を求めています。

長崎市議会は、市教育委員会に対し、学校給食センターのリハーサル実施に当たって複数の申し入れを行いました。

市教委は現在、中部(川平町)と南部(香焼町)に学校給食センターを整備しており、9月の稼働を前に、8月中に調理から配送までのリハーサルを両センターで計5回実施する予定です。市の一般質問では、文部科学省が定める調理後2時間以内の喫食を達成できない見通しであることを理由に、約2万食を廃棄する予定であると市教委が答弁していました。

市議会がこの方針を問題視したのは、議会への情報提供が十分でなかったという点です。岩永敏博議長は、議会への報告が遅かったとした上で、議会がチェック機能を含めた権能を発揮するためには、まず行政の動きを報告してもらうことが重要だとの考えを示しました。

市議会は申し入れ書の中で、議会に対して速やかな報告がなかったことは大変遺憾だと指摘した上で、リハーサル実施に当たっての具体的な対応を求めました。その内容は、食品ロスの削減、廃棄予定の給食をたい肥として利用すること、そしてリハーサル後に市議会へその内容を報告することなどです。

これに対し市教委側は、議会への報告が十分でなかったことについて謝罪しました。その上で、申し入れの内容に確実に取り組んでいく考えを示しました。

この問題をめぐっては、当初、最大で約2万9千食が廃棄される可能性があるとして、6月の市議会一般質問で取り上げられていました。その後、市教委は登校日の設定や調理数の削減などの対応を進め、廃棄数を圧縮する改善案を示しています。なお、廃棄予定の給食は、食品アレルギーなどの問題があるため外部への提供が難しいとされており、市教委はリハーサル自体について、児童生徒に安全な給食を提供するために必要だとの立場を示しています。