29日未明、福岡県久留米市御井町で、勤務先の看板デザイン会社の外に置かれていたネットにライターで火をつけ、建物を全焼させたとして、会社員の男が31日、非現住建造物等放火の疑いで逮捕されました。火は隣接する矢取公民館にも燃え移り、こちらも全焼しています。
久留米警察署によりますと、29日午前2時半すぎ、久留米市御井町で勤務先の看板デザイン会社の外に置かれていたポリエチレン製のネットにライターで火をつけ、鉄骨造り2階建ての社屋を全焼させたとして、31日、非現住建造物等放火の疑いで久留米市の会社員、岡慎一郎容疑者(44)が逮捕されました。
火は社屋に隣接する矢取公民館にも燃え移り、こちらも全焼しました。当時、会社には人がおらず、この火災によるけが人はいませんでした。
火災後、警察が付近の防犯カメラの映像などから放火の疑いで捜査を進めていたところ、30日夜9時ごろ、岡容疑者が久留米警察署に自首してきたということです。取り調べに対し、「火をつけたことは間違いないが、建物を燃やすつもりはなかった」と容疑を一部否認しています。警察は動機などを詳しく調べています。
久留米市御井町は、久留米市の北東部に位置するエリアで、西鉄天神大牟田線の御井駅の周辺にあたります。一帯には住宅や事業所が混在しており、今回の火災では公民館が全焼したことで、地域の集会施設にも影響が及ぶことになりました。